ステレオPCMレコーダーを買った

長年封印していた『趣味:ギターを弾く』を
復活するブログ(仮-1)

はじめに:

 現在、自分にとっての最大の懸案は、はてなダイアリーで進行してきた Script-Fu(Gimpプラグイン)を完成させること(個人的なライフワークとして)。しかしそれは難航している。何をすればいいのかは理解している。が、手が動いてくれない。頭が働いてくれない。そこで、しばらくの間ガス抜きをするのも逆にいいかもしれないと思い、長年封印してきたギターを再び始めることにした。今はまだだけど、そのうち宅録(MTR 使用)も始めます。

 今、自分の手元にあるのは中学生の時に秋葉原で 1万2千円で買った安物のフォークギターが 1本あるだけなので、フォークギターをやります。エレキには手を出さない(興味が薄れた…トシかな)。
 ちなみに、自分が中学生だった当時の秋葉原は『オーディオ街』だった。で、それに因んで楽器を扱う店もちらほら存在していた(36年以上昔の話)。しかし、ギターの価格は今も昔もさほど変わっていない。まともなギターは昔でも 2万5千円以上というのが相場だったと記憶している。

ウォークマンとパワードスピーカーを買った:

 今回はギターを始める前の心構えのお話。最近の自分は、PC に取り込んだデジタル音楽をメディアプレイヤーで聴いているだけだった。音楽の楽しみ方としては、ずいぶん受け身で消極的なスタンスだったと思う。音楽を聴きたいから PC を起動する…そう思って PC を起動したことはほとんどなかった。PC はオーディオ専用機ではないので、まあそうなってしまう。

 そこで、PC を起動しなくても音楽が聴けるように、ウォークマン(SONY)とパワードスピーカー(アンプ内蔵スピーカー:YAMAHA)を新たに購入。それらを直接接続することで、部屋でいつでも気軽に音楽が聴けるようになった。これは正解でした。ウォークマンで FM 放送も聴けるし、PC で負荷がかかる作業中でも、それとは無関係に音楽を流していられる。

 それと、ヘッドホンやスピーカーを買う時にウォークマンがあれば、その場で(いつも自分が聴いている音楽で)試聴ができる。現在のウォークマンは非常に小さいので、試聴する時でも全く邪魔にならなかった。これから宅録を始めようと思っている人なら、モニター用のヘッドホンやスピーカーが必要になるでしょう。その買い物をする時にウォークマンを持っていると便利です(ま、それはスマホでも可能と思うけど)。

 ひとつだけ念を押しておくと、スピーカーを買う時に必ずしも『パワードスピーカー(アンプ内蔵スピーカー)』を選ぶ必要はない。使ってみて分かったのは、モニター用のパワードスピーカーは単品が基本。つまりステレオなら『電源コードも2本』必要になる。これは邪魔だと、ちょっと思った。それが気になる場合は『普通のスピーカー+アンプ』という選択肢も頭に入れておいた方がいいかな…と(予算があればの話だけど)。
 

PCMレコーダーを買った(TASCAM DR-05 Version2):

 さて、ちょっとだけ積極的に音楽を楽しめる環境ができたが、まだ足りない。音楽の楽しみ方はもっと色々あったはず。歌ったり、踊ったり、演奏したり、自分で録音したり…と。ステレオPCMレコーダーを買ったのは『自分で録音して楽しむ』という、より積極的で生産的な楽しみ方を取り戻したくてのことで、それは音楽に限ったことではない。野鳥の声や、小川のせせらぎを録音したり、そういう楽しみ方も含めての PCMレコーダーなワケで。
 

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これが DR-05。背面には三脚用のネジ穴が切ってある。野外で生録する時に便利。
 

DR-05 で生録してみた:

 ここからが今回の記事の本題。当ブログの第1回目なので前置きが長くなってしまった。とりあえず適当に試し録りしてみた。録音自体は 24bit/96kHz, wav形式で行っているが、YouTube には動画込みの mp4 コンテナでアップロード(画質 853x480px, 音質 16bit/48kHz)。
 さらに、動画編集(Corel Video Studio X8 使用)の際にやや音量を上げたりしている。それにしても、デジタルで音量(音圧)の適正値はどのぐらいに設定すれば良いのか…これは試行錯誤中。
 


 ヒヨドリがさえずっているところに、後から来たカラスがチョッカイを出したようです。音量をデジタルメーターで見ると、ヒヨドリとカラスの周波数帯の違いがよく分かる。イコライザー処理をする時のヒントになりそう。


 近所の中学校の放課後、クラブ活動中(サッカー)の音を録った。サッカー少年の掛け声が、校舎が壁になって反射しエコー(ディレイ)がかかっているのが面白くてマイクを向けたら、上空を飛行機が通り過ぎた。飛行機の音がデカすぎて、サッカー少年の掛け声が目立たなくなってしまったが。


 他愛もない動画(テスト用なので)。光の具合(逆光)で温泉みたいに見えるかもですが、冷たい湧き水の湧き出し口です。コンデジ(Pentax X-5)で動画を撮りつつ DR-05 で同時録音し、それをアバウトに同期させた。コンデジにもマイクがあるけどモノラルなので、どうしても臨場感に欠けるワケ。ステレオで聴く水の音は、清涼感が増していい感じ(ちょっと音量が大きすぎたかも)。
 

 撮りためた動画や録音はもっとあるけど、これ以上動画を貼り付けるとブログが重くなるので、今回はこの辺でやめときます。
 ちなみに、当ブログは月に1~2回のスローペースで更新します。生録/宅録/動画/ギターの練習、動画編集、ブログ編集…これらを同時進行するので、かなり時間がかかるでしょう。
 緩めていいところは露骨に手抜きします(落書き程度のイラストを使ったり…)。期待せず生暖かく見守ってください。今回はギターのギの字も出なかった… さて、自分はギターを復活できるんだろうか(なんてね)。。。